**忍足:時計兎/跡部:アリス
ウロウロと彷徨えるは不思議の国。記憶のどこかにあったような景色が、懐かしいようで素敵。
私の歩みを飲み込むようなスピードで現れた貴方は、終始とまってしまった時計の針を気にしてる。貴方の口からではなく、言葉にするならば心、のようなどこかから、私の中に響く声。
「ティーパーティヲ、シマセンカ??
ドコカトオク、ズット、トオク。
ハヤクイカナクテハ、ハヤク」
不思議なのは戸惑いがないこと。貴方の声の響き、
私の気持ち。
ウロウロと彷徨ったは不思議の国。不思議に惹かれる貴方の声に誘われて、何処までも二人、堕ちてしまおうか。
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