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落書きノートより
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ゼミでキリスト教信仰について学びました。
真に悔いたものは許される、という話題になり、
ある女の子が「戦争で人を殺した罪悪感から自殺した、という事例があるが、真の後悔=自殺ということにならないか」という発言をされました。
その時に上手く口を挟めなかったんですけれど、
キリスト教は殺人を禁止している、
ということは自分を殺す=自殺=罪悪、な訳です。
神に許しを請いたいキリシタンがあえて罪を重ねるでしょうか。自殺、というのはキリスト教云々からは隔離された、極めて人間的な、苦しみからただ単に逃れたいという感情であって、そこに宗教的介在は無いと思うのです。
ですから勿論、キリスト教における懺悔の極みが自殺になることなど有り得ないのではないでしょうか。
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